今日の御引退
勤続年数不明（4,5年くらい？）
お気に入りのかわいい袖の
カットソー様
＊今日の御引退ポイント＊
大好きな気持ちをマイナスな感覚で上塗りしてしまうくらいなら
お疲れさまを受け入れよう。
＊＊
手放し方法：リサイクル（店舗持ち込み）
大好きで
フリマサイトで同じお品物を見つけて購入したのですが、
それでも初代のこのカットソーちゃんを手放すことが躊躇われていました。
大好きでまだ着たい。
着れなくもない気もする。
でも、
眺めてみるとやっぱりお疲れさま感があるな、と感じました。
「お疲れさま感」というのは人によって違うと思います。
わたしの今回の場合は全体的に薄く汚れた感じがあって、
「あぁ、染み抜きしなきゃいけないレベルだな」と感じたのです。
でも、これまで染み抜きを自分に強いてきたために、苦痛の感覚で胸がいっぱいになり、息苦しくなりました。
加えて縫製の糸が全体的に毛羽立っていることが目に入って
「毛玉取り器もかけなきゃ」と頭に浮かんだ時に
「もういい」と思いました。
諦めに近い感情だと思います。
でもそれは「今のわたしがこのカットソーちゃんにプラスの気持ちで一緒にいることが出来る限界を超えた」ということなのだと思います。
このまま、御引退を、お疲れさまであることを受け入れないなら、カットソーちゃんを見る度にマイナスに感情になってしまう地点まできている、ということ。
「まだ着たい」と
「心地良く着ることができる」は違う。
マイナスな感覚で大好きな気持ちを上塗りしないことを選びたい。
幸いにもこのカットソーちゃんの予備を手に入れていたし、購入してはいないもののもう一枚見つけてもいました。
ならば、御引退を受け入れて
これからもずっと、大好きな気持ちで一緒にいたい。
なので、御引退いただくことにしました。
自分の気持ちと現実のギャップ。
変化を受け入れたくない気持ち。
そういうことって結構色々なことに関して通じているように思います。
人間は本能レベルで変化を嫌うといいますから。
だから手放したくない気持ちになるのは仕方がない。
でも変化しないことが自分の苦しみになるなら、変化する方を選ぶ時なのだろうなと思います。
変化したくないのは、自分を危険に晒したくないからであるわけですが、
変化しないことが苦しみを産むなら、現状のままでも自分の危険に晒すことになる。
だからと言って変化することが嫌いな本能に勝つのは難しいですね。
今回、予備があったので選べたところは大いにあります。
手放し活動をしていて思うのは、手放しが人間の本能や自分を支えてここまで命を長らえさせた言わば戦法や考えとの対峙や戦いのようなものだ、ということです。
命を繋いできたのですから、相手には確固たる根拠も実績もあります。
そりゃ簡単に説き伏せられるわけがない(^^;;
だから、すぐに手放せられない自分を責める必要はないのです。
ただ、それでも何故手放し活動をするか、というと
現状だと辛いからですよね。
もっと自分の思う方向に向かいたいからです。
だったらそれが手強い本能や経験を納得させる糸口になるのかな、と思います。
今回なら、大好きなカットソーちゃんを大好きでいたいから手放す。
とは言っても、そんなに簡単ではありませんが(^^;;
だけど、手放しを続けることで新たな経験や実感が増えていく。
手放すことがより良い方向に行くこと方法のひとつであると信じられるようになる。
今回のカットソーちゃんの手放しも
これまでの手放し活動での実感が背中を押してくれていることは間違いありません。
まだまだ道半ばですが、これからも手放し活動を続けて
本能ともバランスを取りながら、より心地よい方向に向かえたら、と思います。
カットソーちゃん
楽しい時間をたくさんくださり
学ばせていただき
ありがとうございます✨
これからもずっと一緒にいてください✨
リサイクルされて別の形で再会出来ることを楽しみにしています✨💐✨🕊️✨
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